年金定期預金の金利の比較

年金定期預金の金利の比較表

順位金融機関・商品名上限金額金利・優遇内容
1位神奈川銀行「プレミアム年金定期預金」300万円年1.200%
2位静岡中央銀行「年金定期バースデー1000」1,000万円店頭表示金利+年0.40%(年0.900%)
3位中央ろうきん「ふれ愛定期預金300」300万円店頭表示金利+年0.30%
4位関西みらい銀行「新年金定期」500万円店頭表示金利+年0.15%(年0.650%)

(2026年9月24日確認)

<情報ソース>

1.神奈川銀行「プレミアム年金定期預金」
2.静岡中央銀行「年金定期バースデー1000」
3.中央ろうきん「ふれ愛定期預金300」
4.関西みらい銀行「新年金定期」

年金定期預金とは

年金定期預金とは

年金定期預金とは、公的年金等の受取口座を指定している人や、一定の年金受取予約者などを対象に、一般向けの定期預金より金利を優遇する定期預金の総称です。

商品性は一般の定期預金(スーパー定期預金など)と同じで、あらかじめ定めた満期日まで預入を継続すれば、預け入れ元本と所定の利息が受け取れる金融商品です。

年金定期預金の条件

年金定期預金で金利優遇を受けるための条件は、原則として公的年金(国民年金、厚生年金、共済年金など)の受取口座をその金融機関に指定することです。

年金定期預金の条件

ここでいう金融機関とは、年金の受給口座を指定できて、定期預金を提供している銀行・信用金庫・信用組合などです。

年金定期預金の元になるお金は、受取口座に入ってきた年金には限られません。新たに年金を受給し始める世代のサラリーマンなら、退職金や財産形成貯蓄制度などで貯めてきたお金を年金定期預金に預け入れることもできます。

このように年金定期預金へ預け入れる原資に制限はありませんが、その代わりにほとんどの金融機関では年金定期預金の預け入れ金額に上限を定めています。

年金定期預金の金利

年金定期預金の金利は、一般の定期預金(スーパー定期預金)の店頭表示金利に一定幅を上乗せする形式で優遇される商品が多く、2026年9月24日に確認した代表的な商品では年0.10%から年0.40%の上乗せが見られます。

年金定期預金の金利

2026年は一般の定期預金金利も上昇していますが、年金定期預金では、対象となる年金の受取口座を指定することなどを条件に、店頭表示金利へ一定の金利を上乗せする商品があります。

金利優遇の幅、優遇後の適用金利、預入上限、対象となる年金、取扱期間などが主な比較項目となります。

年金定期預金を取り扱う金融機関

年金定期預金を取り扱う金融機関

年金受取者向けの金利優遇定期預金は、地方銀行、信用金庫、信用組合、労働金庫などの地域金融機関で多く見られます。

一方、大手銀行などでは、年金受取者向けの金利優遇定期預金を常設していない場合があります。

取扱商品や優遇条件は金融機関ごとに異なり、変更されることもあるため、年金受取口座を指定する際の確認項目となります。

年金受取口座の指定と金融機関との取引

年金定期預金では、年金受取口座をその金融機関に指定することが利用条件となる商品が多くあります。

年金受取口座は継続的に入金が行われる口座であるため、普通預金、定期預金、振込、ATMなど、その金融機関との継続的な取引につながる場合があります。

年金定期預金を比較するときは、金利だけでなく、年金受取口座としての日常的な使いやすさも確認項目となります。

年金受取者向け商品の特徴

年金受取者向けの商品には、定期預金の金利優遇のほか、ATM・振込手数料などの優遇を設ける金融機関もあります。

対象となる年金の種類、年齢、年金受取の実績や予約の扱いは商品ごとに異なります。

商品名だけで判断せず、対象者、対象年金、預入上限、適用金利、取扱期間を確認することが重要です。

年金定期預金の特徴

年金定期預金の特徴を具体的に見てみましょう。

年金定期預金のメリット

金融機関によって提供しているサービスの内容は千差万別ですが、預金者にとって年金定期預金の一番の特徴は金利優遇です。

2026年は通常の定期預金金利も上昇していますが、年金定期預金ではさらに金利優遇を受けられる商品があります。

個人の預金利息には原則20.315%の税金がかかります。

年金定期預金で得られる利息

例として、100万円を1年間預け、通常の定期預金が年0.50%、年金定期預金が年0.80%だった場合を比べます。

年金定期預金で得られる利息

通常定期の税引前利息は5,000円、年金定期の税引前利息は8,000円です。差は3,000円となります。

実際の手取り額は税金と端数処理によって異なります。

年金定期預金は、同じ元本・同じ預入期間なら通常の定期預金より高い金利が適用される場合があります。預入上限と利用条件は商品ごとに異なります。

年金定期預金の比較項目

年金定期預金は、適用金利だけでなく、年金受取口座として利用する場合の条件や利便性も含めて比較できます。

比較項目確認内容
適用金利固定金利か、店頭表示金利への上乗せ方式か
預入上限優遇金利が適用される金額の上限
対象となる年金公的年金、企業年金などの対象範囲
年金受取条件受取実績が必要か、受取予約でも対象になるか
取扱期間常設商品か、期間限定商品か
満期・継続自動継続の有無、継続後の適用金利
中途解約中途解約時に適用される利率
店舗・ATM年金受取口座としての日常的な利用環境
手数料ATM・振込などの手数料と優遇条件

年金定期預金以外でも、ネット銀行、インターネット支店、期間限定キャンペーンなどで、年金受取条件なしに比較的高い定期預金金利が設定される場合があります。

年金受取口座と定期預金の預け先を同じ金融機関にする必要があるかどうかも、比較項目の一つです。

具体的な年金定期預金の金利の比較

具体的な年金定期預金の金利の比較

2026年9月24日に公式情報を確認できた代表的な年金定期預金を紹介します。

金利だけでなく、預入上限、対象となる年金、年金受取口座の指定条件を確認してください。

神奈川銀行「プレミアム年金定期預金」

神奈川銀行「プレミアム年金定期預金」

神奈川銀行では、年金受取者向けに「プレミアム年金定期預金」を取り扱っています。

2026年9月24日確認時点の適用金利は年1.200%、預入上限は300万円です。

さらに「かなぎん年金定期預金プラス」では、上限900万円まで、1年もの店頭表示金利に年0.20%を上乗せします。

静岡中央銀行「年金定期バースデー1000」

静岡中央銀行「年金定期バースデー1000」

静岡中央銀行では「年金定期バースデー1000」を取り扱っています。

1年もの定期預金の店頭表示金利に年0.40%を上乗せし、預入上限は1,000万円です。

適用金利は、預入時点の1年もの店頭表示金利に年0.40%を上乗せして決まります。商品名や条件は変更されることがあるため、預入時点の公式情報が確認項目となります。

中央ろうきん「ふれ愛定期預金300」

中央ろうきん「ふれ愛定期預金300」

中央ろうきんの「ふれ愛定期預金300」は、対象となる年金を受け取っている人などが利用できる商品です。

2026年度は、300万円を上限として1年もの店頭表示金利に年0.30%を上乗せします。

また「ふれ愛定期預金」は店頭表示金利に年0.10%を上乗せし、預入上限はありません。適用期間は2026年4月1日から2027年3月31日です。

関西みらい銀行「新年金定期」

関西みらい銀行「新年金定期」

関西みらい銀行では「新年金定期」を取り扱っています。

1年もの店頭表示金利に年0.15%を上乗せし、1口500万円以下で利用できます。

適用金利は、預入時点の1年もの店頭表示金利に年0.15%を上乗せして決まります。

さらに「新年金定期α」では年0.05%の上乗せがあり、「新年金定期」と「新年金定期α」を合わせた預入限度額は1人1,000万円です。

預金保険制度

年金定期預金も、一般的な円定期預金として預金保険制度の対象です。

同じ金融機関にある対象預金を合算し、1金融機関につき預金者1人あたり元本1,000万円までと、破綻日までの利息等が保護されます。

1,000万円を超える部分は預金保険制度による保護の対象外となり、破綻した金融機関の財産状況に応じて支払われます。

年金定期預金の確認項目

金利・預入上限・取扱期間を確認

年金定期預金は、商品名、適用金利、優遇幅、預入上限、取扱期間が変更される場合があります。

年金受取口座を指定する前や預け入れる前に、その時点の商品条件を確認することが重要です。

年金受取予約者が対象になる場合もある

金融機関によっては、すでに年金を受け取っている人だけでなく、一定の条件を満たす年金受取予約者も対象とする商品があります。

年金請求書の控えなど、対象者であることを確認するための書類が必要となる場合があります。必要書類は商品によって異なるため、申込前の確認項目となります。

対象となる年金の種類を確認

対象となる年金は金融機関・商品によって異なります。公的年金を対象とする商品だけでなく、企業年金を対象に含める商品もあります。

自分が受け取る年金が対象となるかどうかは、各商品の対象年金の条件で確認します。

年金定期預金の位置づけ

年金定期預金は、年金受取口座の指定などを条件として、一般の定期預金より金利を優遇する商品です。

一方、預入上限や対象年金、取扱期間などの商品条件があり、年金受取口座としての使いやすさも金融機関によって異なります。

適用金利だけでなく、利用条件と日常的な利便性を同じ基準で確認することが重要です。

※本ページは2026年9月24日時点で各金融機関の公式情報を確認して作成しています。金利、預入上限、対象となる年金、取扱期間等は変更される場合があります。

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