退職金で定期預金

退職金で定期預金を始めると、初回限定で定期預金金利に上乗せ金利が適用されるため、かなり高い金利を受け取ることができます。

退職金による定期預金運用の裏技

人生において多額のお金を得る機会、その一つに退職金の受け取りがあげられます。しかし、いざ多額の退職金を受け取ったとしても、その退職金の金額をどのように活用していくかという悩みを新たに抱えることも少なくありません。趣味や新しいことに挑戦するなど、老後の充実した生活のためにご褒美として受け取った退職金を活用したいところですが、退職金は、往々にして今後の生活の蓄えとして位置付けられることが多いようです。

現在の日本は低金利が長期化しています。少子高齢化や福祉の将来的な財源不足などが問題視されており、年金だけで豊かな生活を送ることもままならないと言われています。銀行や証券会社はそうした状況を見越し、資産運用コースや各種キャンペーンなどに注力しています。退職金を囲い込むことができれば、投資信託などの投資商品を販売して得られる手数料収入や年金受取による預金残高の増加、子や孫などの口座開設など、個人のメインバンクとしての役割を担い、効率的な収益拡大につなげることができるからです。特に地方では、顧客の高齢化や若い世代の都会への流出など、顧客の過疎化も進んでいるため、金融機関の経営課題の一つとも言えます。

それほどに退職金の囲い込みは金融機関にとって重要な戦略と位置付けられています。そのため各金融機関が退職金に特化した運用プランの充実を図っていますが、その中で特におススメできる預金商品が退職金定期預金です。従来の定期預金と性格は何ら変わりありませんが、退職金で定期預金を始める際に、初回限定で従来の定期預金金利に上乗せ金利が適用されるため、かなり高い金利を受け取ることができるからです。条件は定期預金の原資が退職金であるというだけですが、退職金を受け取ってから一定期間しか利用できない定期預金なので、退職金を受け取ってからまず最初にやっておきたい運用商品といえるでしょう。

退職金に限定した定期預金は、三井住友銀行などのメガバンク(三菱UFJ銀行やみずほ銀行は申込み取扱停止中)、三菱UFJ信託銀行や三井住友信託銀行などの信託銀行、横浜銀行などの地方銀行などは幅広く取り扱っていますが、現在のマイナス金利の影響により申込受付を停止していたり、期間限定で取り扱っている金融機関もありますので、最寄りの金融機関の退職金に関する定期預金について事前に問い合わせしておくとよいでしょう。ちなみに楽天銀行などのネット銀行では取り扱っていないようです。

預入条件は、退職金を受け取ってから6か月、または1年以内に限定されており、利用条件には、「退職所得の源泉徴収票」など退職日や退職金の受け取りなどが確認できる証明書が必要です。預入期間は短いところで1か月、長いところでは3年まで取り扱いがあるようですが、概ね1年で取り扱っている金融機関が多いです。こうした性格上、実は、退職金を利用した定期預金は満期後に他の金融機関であらためて退職金の定期預金を預け入れることができます。あくまで退職金を受け取ったことが適用条件になるからです。定期預金は、一般的に満期日以降は自動継続となるので、それまで適用されてきた高い金利を得ることはできませんが、満期毎に他の金融機関に預け替えることで高い上乗せ金利を適用できるこの方法は、裏技と言ってもいいかもしれません。

現在の銀行は低金利や本業の伸び悩みにより、定期預金よりも資産運用に比重が傾きつつあります。特に、定年による退職金はまとまった金額であることが多く、効率よく顧客を囲い込むことができることから、店舗や窓口を通じた資産運用プランの提供や販売に重点が置かれているようです。しかし、退職金はセカンドライフを充実させるために欠かせないものです。今後のライフプランを考え、そこにマネープランをあてはめる、そして金融資産による運用イメージを描き、運用プランを構築していく。退職金は、受け取った直後は定期預金で運用して時間を確保して、その間に今後の生活をゆっくりと見つめなおしてみるのも一つの方法です。

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