外貨預金

外貨預金をはじめるには、まず銀行などの各金融機関で口座を開設します。以前から円普通預金や円定期預金などを開設していて取引のある銀行なら、外貨普通預金や外貨定期預金などの外貨預金の開設も簡単にできます。都銀や地方銀行などの店舗のある金融機関で開設をするなら、印鑑と預金する現金を持参するだけで手続きが終わります。

外貨預金の取り扱いをする金融機関は、メガバンクをはじめとして、地方銀行やネット銀行など様々です。これらの銀行の中からどの金融機関を選ぶのかを決める場合には、それぞれの特徴を把握する必要があります。たとえば、為替手数料などの安さや、銀行の健全度、さらにはマイナーな通貨を選びたい場合には、各銀行が取り扱っている通貨を調べる必要があります。

手数料の安さはやはり店舗を構える金融機関よりも、住信SBIネット銀行ソニー銀行楽天銀行などのネットバンクの方が格安です。都銀や地銀と比べると、外貨預金の為替手数料の差は約10分の1の安さになっています。外貨預金の最終的な利益にも影響が出てくるので、手数料が最安の銀行で取引をしたいです。

そして、外貨預金を組む場合はその金融機関の健全性も考慮したいです。その理由として、外貨預金は預金保険制度の対象外のためです。預金保険制度は円普通預金などの元本1000万円までとその利息を保護します。けれども、外貨預金はその保護がされずに最悪ゼロになる可能性もあります。そのため投資家の中には、外貨預金ではなくて信託法で資産保護が約束されている外貨MMFを利用する人もいます。

また、ほとんどの金融機関において、米ドルや豪ドルなどのメジャーな外貨は取り扱っています。これらの先進国の通貨ばかりではなく、これから経済成長を期待したい新興国の通貨を扱っている銀行もあります。こういった新興国の通貨を購入できるのは、ネット銀行がメインとなっています。

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