定期預金の元利継続と元金継続

自動解約と自動継続

定期預金の満期時の取り扱いには、「自動解約」と「自動継続」の2種類があります。そして「自動継続」では満期時の利息の取り扱いによって、さらに「元利継続」と「元金継続」の2種類の継続方法にわかれます。

定期預金の満期時のとり扱いのイメージ
1自動解約
2自動継続元利継続
元金継続

※ 少し面倒かもしれませんが、これらは一生つかえる知識なので、覚えておいて損はありません。

満期での「自動解約」と「自動継続」

定期預金を預け入れるときに決める満期時の取り扱いには、通常は大きく分けて「自動解約」と「自動継続」の2種類があります。

自動継続は「元利継続(がんりけいぞく)」と「元金継続(がんきんけいぞく)」の2種類の継続方法にわかれます。

自動解約は満期がくると自動的に解約されて、普通預金口座にお金が振り込まれます。一方、「自動継続」は満期がきた時点で自動的にまた新しい定期預金として預け入れが継続します。

そして「自動継続」では満期時の利息の取り扱いの仕方によって、さらに「元利継続(がんりけいぞく)」と「元金継続(がんきんけいぞく)」の2種類の継続方法にわかれます。

元利継続とは?

元利継続の利息が利息を生む複利効果

まず一つ目の「元利継続」は、定期預金が満期日を迎えたときに、定期預金の元金に満期時の受取利息をあわせた金額を新たな元金とし、そのお金を自動的にふたたび定期預金に預け入れて継続する仕組みになっています。

ですので元利継続では定期預金が満期を迎えて自動継続されるたびに、受取利息のぶんだけ元金がふえていきます。つまり資産運用によってえられた収益を再運用することで、利息が利息を生む複利効果をえることができます。

元金継続とは?

元金継続とは?

二つ目の元金継続は、定期預金が満期日を迎えたときに、最初に定期預金に預け入れた元金のみをふたたび定期預金に自動的に預け入れをして継続させる仕組みになっています。

満期時の利息部分は元金に加えられることなく普通預金口座に入金されますので、元金はふえていくことがありません。ですので何度継続しても、当初の元金のみに利息がつく単利商品です。

定期預金での資産形成なら元利継続

定期預金に預け入れることで資産形成をするのなら、満期時の取り扱いを元利継続にすることがおすすめです。その場合は、継続するときの元金は前回の定期預金の元金に利息を足した金額になるので、前回の預け入れのときよりも元金はふえます。よって前回の預け入れのときと金利が同じであれば、次の満期時には前回の満期時よりもおおくの利息がつくことになります。

資産形成なら元利継続

元利継続と元金継続を比較した場合、最初の何年かは残高におおきな開きは見られませんが、満期ごとに定期預金残高の総額の差は加速度的に元利継続のほうがおおきくなっていきます。

預入期間が長期間になるほど、その運用効果ははっきりとあらわれてきます。しかし、定期預金に預け入れることによって得られる利息を別のことに活用したい場合には、元金継続を選択するのがよいでしょう。

元金成長型、元利金継続、元加式、利払い式など

「元利継続」や「元金継続」をあらわす用語は金融機関によってさまざまです。たとえば「元利継続」とおなじで、前回の元本に運用益である受取利息を足して新しい元本とする継続法を「元金成長型」「元利金継続」「元加式」などとも言います。これらはすべて複利運用をあらわす用語です。

元金成長型、元利金継続、元加式、利払い式など

また「元金継続」のように、受取利息を次回の元本に加えない単利運用をあらわす継続法には「利払い式」という用語もあります。いろいろな金融機関の商品情報を調べるときに、これらの言葉も知っておくと役に立ちます。

定期預金を預け入れるときに設定した、これらの満期時取扱い方法は、預け入れをした後でも変更できます。窓口ではもちろんのこと、おおくの金融機関ではATMやネットバンキングでも変更サービスを提供しています。

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