もみじ銀行の普通預金

もみじ銀行の普通預金は個人と法人が利用できます。給与や年金などの自動受取り、そして公共料金やクレジットカードなどの自動支払いに対応してるので、お財布代わりに利用できる身近な預金です。もみじ銀行の普通預金は預金保険制度の対象となる預金ですが、もし全額保護を望むのなら、もみじ銀行の決済用普通預金への切り替えも一つの方法です。また、もみじ銀行には贈与税が非課税になる、もみじ教育資金一括贈与普通預金と、もみじ結婚・子育て資金一括贈与普通預金という特別な普通預金も用意されています。

もみじ銀行の普通預金の金利

もみじ銀行の普通預金の金利は、メガバンクであるみずほ銀行(年0.001%)、三菱UFJ銀行(年0.001%)、三井住友銀行(年0.001%)と同じで年0.001%となっています。銀行の普通預金の金利としては最低レベルの低い金利となっています。

銀行名普通預金の金利
もみじ銀行0.001%
みずほ銀行0.001%
三菱UFJ銀行0.001%
三井住友銀行0.001%

(2018年4月2日現在)

普通預金と決済用普通預金と一括贈与普通預金

もみじ銀行の普通預金は商品名を普通預金と言います。この普通預金を利用できるのは個人もしくは法人です。預け入れの期間に制限はなくて、最低の預け入れ金額は1円以上、そして預け入れの単位も1円です。預け入れは随時預け入れることが可能であり、払い戻しも随時払い戻すことが可能です。そして給料や年金や配当金などの自動受取りや、公共料金やクレジットカードなどの自動支払いにも対応しています。

もみじ銀行の普通預金に付く利息については、毎日の店頭の金利表示ボードにあらわされている利率が適用されます。この適用金利は、原則として毎月第1月曜日に変わる変動金利です。利払いの頻度については、毎年2月と8月のもみじ銀行所定の日に普通預金に組み入れられます。利息の計算方法については、毎日の最終残高1,000円以上に対して、付利単位を1円とする、1年を365日で考える日割りの計算です。もみじ銀行の普通預金の利息に付く税金については、個人であれば国税15.315%と地方税5%の合計である20.315%が源泉分離課税として徴収されます。

もみじ銀行の普通預金にかかる手数料は、キャッシュカードを利用した預金の払い戻しに関しては、ATMの利用手数料が必要となる場合があります。また、もみじ銀行の普通預金に付加できる特約としては、個人であればマル優制度の取扱いがあります。個人の場合なら、普通預金を総合口座としても利用することもできます。

もみじ銀行の普通預金は、預金保険制度の対象となる預金です。もみじ銀行に預け入れの預金で、決済用普通預金を除いた預金を合算して、一人あたり1,000万円までの元本とその利息が保護されます。もし普通預金の全額保護を望むのなら、もみじ銀行の決済用普通預金を利用することができます。決済用普通預金の大きな特徴は、利息が付かないことと、払い戻しが随時できることと、口座振替などの決済サービスが利用できることです。もみじ銀行の決済用普通預金は新規で口座開設もできますし、既にある普通預金を決済用普通預金に切り替えることもできます。この切り替えにおいては、口座番号の変更はありませんし、キャッシュカードもそのまま同じものを利用できます。給与や年金や配当金などの自動受取り、そして公共料金などの自動支払いにおいても変更手続きは必要ありません。そして、もし切り替える前の普通預金に利息が付いていた場合には、決済用普通預金に切り替えてから最初におとずれた利息組入日(毎年2月と8月)に、利息が決済用普通預金に組み入れられます。ちなみに決済用普通預金から普通預金への切り替えも可能です。

この他にも、もみじ銀行には特殊な普通預金があります。それは「もみじ教育資金一括贈与普通預金(専用口座)<君の未来へ>」です。この預金は、租税特別措置法に定められている「教育資金の一括贈与に係る贈与税の非課税措置」に対応する普通預金です。この普通預金を利用すると、贈与者から受贈者への教育資金の贈与について、受贈者一人について上限1,500万円までの贈与税が非課税になります。

もみじ銀行にはもう一つ特殊な普通預金があります。それが「もみじ結婚・子育て資金一括贈与普通預金」です。この預金も、租税措置法に定められている「結婚・子育て資金の一括贈与に係る贈与税の非課税措置」に対応した普通預金です。この普通預金を利用することで、贈与者から受贈者への結婚・子育て資金の贈与について、受贈者一人について上限1,000万円(そのうち結婚資金は300万円)までの贈与税が非課税となります。

もみじ銀行の普通預金には、注意しておきたい点がいくつかあります。それは、もし普通預金で利用しているキャッシュカードや通帳や印鑑を紛失してしまった時には、至急、取引店に電話連絡をする必要があるということです。平日の取引店の受け付け時間は、8時30分〜17時30分です。この時間外や銀行休業日であれば、ATMセンターに電話連絡をします。電話番号は0120-561-824で終日受け付けています。また後日、取引店に書面での届け出も必要です。その際に必要なものは、届出印(印鑑の紛失の場合は新印鑑)、本人確認書類、通帳(通帳の紛失ではない場合)です。キャッシュカードと通帳の再発行には手数料として1,080円が掛かります。

そしてキャッシュカードの暗証番号を忘れてしまった場合にも、最寄りのもみじ銀行の窓口に行く必要があります。その際には再発行が必要となるので、持ちものとして本人確認書類とキャッシュカードと届出印が必要です。

また、もみじ銀行の普通預金の名義を変更したい場合にも、取引店での手続きが必要になります。その際に必要なものは、新旧の届出印と、戸籍抄本、そして住民票などの氏名が変更されたことが証明できる公式な書類です。それに加えて預金通帳や預金証書やキャッシュカードも必要です。キャッシュカードの更新には手数料がかかりますが、婚姻などに関係するキャッシュカードの更新の場合なら手数料は無料です。

その他の場合として住所変更をしたい時には、届出印と本人確認ができる運転免許証などの資料が要ります。それに加えて当座預金などのある場合、そしてマル優、マル特の取引のある場合には、変更後の住民票や履歴事項証明書などの公的資料も必要です。届出印を変更したいケースでも取引店窓口に行きます。その際に必要なものは、新旧の届出印と預金通帳と預金証書とキャッシュカードです。

もし、もみじ銀行の普通預金口座を利用して、公共料金や新聞料金などの支払いを行いたのなら、口座振替が利用できます。その際には取引店窓口に、届出印と領収書と預金通帳を持参します。また似たケースとして、家賃や駐車場などの支払いや子供への送金を行いたい時には、自動振込サービスが使えます。この場合も取引店窓口に赴きますが、持ちものとしては届出印と預金通帳と振込先の口座情報が必要です。ただ、自動振込サービスには手数料が必要です。もみじ銀行の本支店宛の場合は1件につき216円、他行宛ての場合は1件につき432円が必要となります(金額は税込みです)。

もみじ銀行の普通預金を使う意味

もみじ銀行は広島県広島市に本店を置く第二地方銀行です。

広島県には銀行が2行あります。ひとつがもみじ銀行であり、もう一つが地方銀行である広島銀行です。広島銀行ももみじ銀行と同じく広島県広島市に本店を置きます。両行の預金残高、貸出金、店舗数などを比べてみます。

銀行名預金残高貸出金店舗数
もみじ銀行27,499億円20,345億円114店舗
広島銀行67,975億円52,672億円167店舗

(平成28年3月末実績)

もみじ銀行は預金残高(27,499億円)、貸出金(20,345億円)、店舗数(114)です。広島銀行は預金残高(67,975億円)、貸出金(52,672億円)、店舗数(167)です。銀行の規模としては、広島銀行がもみじ銀行を大きく上回っていることが分かります。

その他に、両行の普通預金を含めた預金金利を比べてみます。

銀行名普通預金の金利スーパー定期の金利スーパー定期300の金利大口定期の金利
もみじ銀行0.001%0.025%0.025%0.025%
広島銀行0.001%0.025%0.025%0.025%

(平成29年5月16日現在)

普通預金に関しては、もみじ銀行(年0.001%)、広島銀行(年0.001%)です。

定期預金に関しては、もみじ銀行がスーパー定期預金(年0.025%)、スーパー定期300(年0.025%)、自由金利型定期預金(年0.025%)です。そして広島銀行は、スーパー定期預金(年0.025%)、スーパー定期300(年0.025%)、自由金利型定期預金(年0.025%)です。

預金金利については、もみじ銀行も広島銀行も主だったものは同じとなっています。ちなみにメガバンクの定期預金の金利は、預金金額によらず0.010%です。それに比べると、もみじ銀行も広島銀行も定期預金の金利が高い銀行です。

もみじ銀行と広島銀行の預金金利に差がない以上、銀行の規模などで広島県内の銀行は選ぶことになります。そうすると広島銀行がもみじ銀行を一歩リードしているので、広島銀行の普通預金を利用することになります。もちろん、自宅や勤務地などの近くにもみじ銀行の支店があるのなら、利便性を考えてもみじ銀行を利用するのも一つの判断です。

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