金融機関ごとに様々な種類の定期預金があり、最低預入金額も違います。
たとえば、みずほ銀行や三菱UFJ銀行などの都市銀行では、最低預入金額が1円という定期預金もありますし、最低預入金額が1,000万円という定期預金もあります。
主だった銀行について、定期預金の「最低預入金額」と「預入単位」を表にまとめました。この表を見ると「その銀行で定期預金をつくるには、最低でどれだけのお金が必要か?」が分かります。
表は「最低預入金額」の少ない銀行から並べてあります。
銀行名 | 最低預入金額 | 預入単位 |
auじぶん銀行 | 1円以上 | 1円単位 |
東京スター銀行 | 1円以上 | 1円単位 |
SBJ銀行 | 1円以上 | 1円単位 |
三菱UFJ銀行 | 1円以上 | 1円単位 |
みずほ銀行 | 1円以上 | 1円単位 |
三井住友銀行 | 1円以上 | 1円単位 |
住信SBIネット銀行 | 1,000円以上 | 1円単位 |
楽天銀行 | 1,000円以上 | 1円単位 |
新生銀行 | 1,000円以上 | 1円単位 |
GMOあおぞらネット銀行 | 1,000円以上 | 1円単位 |
ゆうちょ銀行 | 1,000円以上 | 1,000円単位 |
ジャパンネット銀行 | 1万円以上 | 1円単位 |
ソニー銀行 | 1万円以上 | 1円単位 |
セブン銀行 | 1万円以上 | 1円単位 |
静岡銀行 | 1万円以上 | 1円単位 |
イオン銀行 | 1万円以上 | 1円単位 |
ローソン銀行 | 1万円以上 | 1円単位 |
大和ネクスト銀行 | 10万円以上 | 1円単位 |
あおぞら銀行 | 50万円以上 | 1円単位 |
オリックス銀行 | 50万円以上 | 1円単位 |
関西アーバン銀行 | 100万円以上 | 1円単位 |
(2018年11月16日現在)
定期預金はいくらから預入できるのでしょうか?
少額を預入するイメージがあまりない定期預金ですが、預入できる最低金額がどのくらいなのかを把握している人は少ないでしょう。
各金融機関には様々な種類の定期預金があり、その種類によって最低預入金額は異なります。預入金額だけみれば、みずほ銀行や三菱UFJ銀行などの都市銀行では1円からでも預入が可能な定期預金もありますし、最低預入金額が1,000万円という定期預金もあります。
平均的に見て、ネット銀行はメガバンクと比較した場合に金利や利便性が高いのが特徴ですが、定期預金の最低預入金額は各銀行によって異なります。
例えば、auじぶん銀行では1円から預入できますが、楽天銀行や住信SBIネット銀行では1,000円からの預入です。
またイオン銀行やソニー銀行では、最低預入金額は1万円となっています。
そして、預入期間によって最低預入金額が決められている場合もあります。
楽天銀行では、満期が1週間と2週間の商品では最低預入額が10万円以上となっています。
新生銀行では、2週間満期の定期預金の最低預入金額は、インターネットで預入手続きをすれば50万円以上、店頭で預入手続きをした場合なら100万円以上となっています。
貯蓄をしようと考えたらお金を普通口座に置いたままにせず、定期預金に預入するのが近道です。
しかし、今月は生活費が少し余ったので定期預金に預入しようという場合と、ボーナスでまとまった金額が入ったから定期預金に預入れるという場合では、預入をする元金の金額が大きく異なります。
預入してみたいと考えている定期預金の最低預入金額を知らないのなら、生活費の残り程度の金額では預入ができないかもしれません。
自分の目的に合った定期預金の最低預入金額を把握していれば、慌てることなくスムーズに貯蓄することができるでしょう。
金利が良くて少額からでも預入が可能なネットバンクなどを活用すれば、余裕の資金ができた時には定期預金に手軽に預入れられます。
最低預入金額が100万円以上の定期預金なら高い金利になる傾向があります。
もし、少額から預入をしてきた定期預金が何本かに増えて、その総額が一定額に達したのならば、それらをまとめて比較的大きな金額の定期預金に預け替えるのも一法です。
定期預金は大きな利益を生み出す金融商品ではありません。
しかし、意外に少額からでも預入ができ、元本割れのリスクもありません。コツコツと定期預金への預入を続ければ、確実に資金を殖やせます。
利用してみたい定期預金がいくらから預入ができるかを知り、金利などの情報も取り入れて貯蓄のプランを立ててみてはいかがでしょうか。
かつての様に、銀行口座にお金を入れておけば大きな利息がつくといった時代ではありません。
資金を最大限に効率よく殖やすためには、
(1) 定期預金の金利はどれくらいなのか?
(2) 預入期間はどれくらいなのか?
(3) いくらから定期預金に預入ができるのか?
といったことを理解して役立てたいです。