「とよしんインターネット支店」の定期預金

「とよしんインターネット支店」の定期預金の利用条件

「とよしんインターネット支店」とは?

「とよしんインターネット支店」とは?

「とよしんインターネット支店」は、豊田信用金庫が通常支店とは別に運営しているインターネット支店です。

実店舗を持たないインターネット上の支店なので、インターネットバンキングやATMから取引する来店不要型の店舗で、振込手数料や適用金利が優遇されています。

さらに豊田信用金庫の通常支店は、営業地域内の個人、法人、個人事業者しか取引できませんが、「とよしんインターネット支店」は日本国内に住む満20歳以上の個人ならば誰でも利用できます。

「とよしんインターネット支店」の普通預金とスーパー定期預金

「とよしんインターネット支店」の普通預金とスーパー定期預金

「とよしんインターネット支店」はおもに同支店限定の普通預金とスーパー定期預金を取扱っています。

普通預金は入出金をインターネットバンキングによる振込やATMからできるし、給与や年金の受取口座、公共料金などの引落口座にも指定できます。

一方のスーパー定期預金もインターネットバンキングを使って口座開設や解約ができて、さらに豊田信用金庫の通常支店が提供する定期預金よりも適用金利が高いです。

「とよしんインターネット支店」限定のスーパー定期預金

「とよしんインターネット支店」限定のスーパー定期預金

一般的には、高い金利の定期預金は利用条件(販売対象や取扱期間など)に制限がありがちです。

しかし「とよしんインターネット支店」限定のスーパー定期預金は、同支店限定の普通預金を口座開設していれば、誰でも常に口座開設ができます。

「とよしんインターネット支店」の注意点

「とよしんインターネット支店」の注意点

この「とよしんインターネット支店」限定の普通預金とスーパー定期預金には、いくつかの注意したい点があります。

たとえば「とよしんインターネット支店」は総合口座を取扱っていません。

さらに、これらの普通預金とスーパー定期預金は、いずれもマル優(少額貯蓄非課税制度)の対象外です。

「マル優」とは?

「マル優」とは?

マル優とは、障害年金や遺族年金などの受給者が、円建ての預貯金などを元金350万円分まで非課税にできる制度です。

そのためマル優を利用して預金を預けたい場合には、「とよしんインターネット支店」ではなくて、豊田信用金庫の通常支店で取引できます。

「とよしんインターネット支店」のスーパー定期預金の口座開設

「とよしんインターネット支店」のスーパー定期預金の口座開設

「とよしんインターネット支店」のスーパー定期預金を口座開設するには、先に同支店限定の普通預金を口座開設します。

普通預金の口座開設手続きでは、同支店へ申込書類を郵送する必要があり、郵送後にキャッシュカードや所定の資料が届かないと利用開始の手続きができません。

申込書類を郵送してから、キャッシュカードや所定の書類が届くまでに10日前後がかかります。

「とよしんインターネット支店」の定期預金の預入期間

スーパー定期預金

スーパー定期預金

豊田信用金庫の「とよしんインターネット支店」には、同支店限定の預金商品や振込手数料の優遇などがあります。

たとえば優遇金利の適用されたスーパー定期預金は「とよしんインターネット支店」に普通預金口座を持っていれば誰でも利用できます。口座開設、解約、残高照会などの取引もインターネットバンキングで全国から行えます。

ただし、自由に入出金できる普通預金とは違って、いったん口座開設をしたら基本的に満期日まで預けつづけます。

スーパー定期預金の預入期間

スーパー定期預金の預入期間

「とよしんインターネット支店」のスーパー定期預金の預入期間は定型方式です。1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、1年、3年、5年の選択肢の中から選ぶ形式です。

選ぶだけなので初心者にも分かりやすいです。たとえば短期運用したい場合は1ヶ月、長期運用したい場合は5年という風に預入期間を設定できます。

また、他の金融機関では満期日指定方式という、特定の日にちを満期日に指定できる形式の定期預金もあります。定型方式とは違って1日単位で満期日を設定できるので、具体的な満期日の希望がある場合に活用できます。

スーパー定期預金の利息

スーパー定期預金の利息

「とよしんインターネット支店」のスーパー定期預金は、預入期間によって利息の計算方法が異なります。

たとえば預入期間が1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、1年の場合は単利型で、預入期間が3年と5年の場合は複利型です。

両者の違いは、単利型が口座開設のときに預けた元金だけに利息が付き、複利型は6ヶ月毎に利息が元金に加えられて、そのうえで新たな利息が付きます。

複利型なら6カ月毎に元金に利息が加えられて、元金が少しずつ増えていくため、新たに計算される利息も増えやすいです。

スーパー定期預金の自動継続

スーパー定期預金の自動継続

スーパー定期預金の預入期間を決めるときは、満期時の取扱い方法にも注意しましょう。

なぜなら「とよしんインターネット支店」のスーパー定期預金は、口座開設のときに設定する満期時の取扱い方法が「自動継続」のみだからです。

そのため「自動継続」のままだと、満期日を迎えても同じ預入条件で再び預入が開始されます。

スーパー定期預金の予約解約

スーパー定期預金の予約解約

もし、スーパー定期預金を自動継続したくない場合は、口座開設の後にインターネットバンキングで満期時の取扱い方法を変更できます。

インターネットバンキングでは満期時の取扱い方法を、「自動継続」から「予約解約」に変えられます。

「予約解約」にしておけば、次の満期日にスーパー定期預金が解約されて元金と利息が払い戻されます。

「とよしんインターネット支店」の定期預金の預入金額

スーパー定期預金の制限

スーパー定期預金の制限

「とよしんインターネット支店」限定のスーパー定期預金は、高い金利の反面、同じ同支店限定の普通預金と違って預入期間や預入金額などに制限があります。

たとえば、預入期間はあらかじめ決められた選択肢の中から選ぶ定型方式で、預入金額も1口10万円以上です。

預入金額は、1口10万円以上という決まりさえ守れば上限はないため、10万円以上ならば好きな金額を預けられます。

スーパー定期預金と資金

スーパー定期預金と資金

スーパー定期預金の預入金額は、1口10万円以上で上限はありません。しかし、スーパー定期預金は中途解約しない限り満期日まで払い戻せないので、しばらく使う予定のない資金を預けましょう。

しばらく使う予定のない資金とは、向こう数年間は使わないお金や、遠い将来のために取っておく老後資金などです。

とくに若者などは資金が少なかったり、すぐに用意できない場合があるので、資金を貯蓄してからスーパー定期預金を口座開設しましょう。

複数のスーパー定期預金を口座開設

複数のスーパー定期預金を口座開設

スーパー定期預金の預入期間中に、急に資金が必要になるかもしれません。そのため、複数のスーパー定期預金を口座開設して資金を分散する方法も考えられます。

複数のスーパー定期預金に資金を分散して預けておけば、一部のスーパー定期預金だけを解約すれば、資金の一部が使えます。

「とよしんインターネット支店」では、普通預金口座は一利用者につき一口座しか開設できませんが、スーパー定期預金は一利用者につき何口でも開設できます。万が一に備えて複数のスーパー定期預金に資金を分散するのも一つの方法です。

スーパー定期預金への入金

スーパー定期預金への入金

なお「とよしんインターネット支店」のスーパー定期預金には、同支店の普通預金からの振替で入金します。事前に普通預金に資金を預けておきましょう。

普通預金への入金は、他の金融機関からの振込や、ATMからの入金によって行います。

とくに豊田信用金庫ATMを始めとする一部のATMを使えば、ATM利用手数料を無料にできます。

「とよしんインターネット支店」の定期預金の金利

スーパー定期預金の優遇金利

スーパー定期預金の優遇金利

豊田信用金庫の「とよしんインターネット支店」のスーパー定期預金は、豊田信用金庫の通常支店で提供されているスーパー定期預金とは違って、優遇金利が適用されているので適用金利が高くなっています。

ただし、一般的に定期預金の利息には所得税、復興特別所得税、地方税などがかかり、合計で約20%ほどの税金が差し引かれます。(2022年4月7日現在)。

スーパー定期預金の預入期間と金利

スーパー定期預金の預入期間と金利

「とよしんインターネット支店」のスーパー定期預金には優遇金利が適用されています。そして、預入期間に応じて適用金利が変わります。

たとえば預入期間が、1ヶ月、3ヶ月だと年0.100%です。6ヶ月だと年0.115%です。1年、3年だと年0.125%です。そして5年だと年0.100%です。

そのためより高い金利で運用したいのなら、預入期間を1年や3年にすることが考えられます。

複利型のスーパー定期預金の金利

複利型のスーパー定期預金の金利

より効率的なのは、スーパー定期預金の預入期間を3年にした場合です。すると、年0.125%という高い金利で預けられるうえに、利息の計算方法が複利型だからです。

複利型とは、6カ月ごとに利息が元金へ加えられて新たな利息が計算される計算方法なので、受け取る利息が少しずつ雪だるま式に増えていきます。(2022年4月7日現在)。

とよしんインターネット支店の「ひまわり定期預金」

とよしんインターネット支店の「ひまわり定期預金」

さらに「とよしんインターネット支店」が実施するキャンペーン期間中は、より高い金利の定期預金が提供されます。

たとえば「ひまわり定期預金」は、「とよしんインターネット支店」のキャンペーン定期預金で、適用金利は年0.20%です。

ただし「ひまわり定期預金」は預入期間の選択肢が6ヶ月と1年の二択のみで、預入金額も1口50万円以上と高めです(2022年4月7日現在)。

「とよしんインターネット支店」の定期預金とインターネットバンキング

「とよしんインターネット支店」のインターネットバンキング

「とよしんインターネット支店」のインターネットバンキング

豊田信用金庫の「とよしんインターネット支店」は、実店舗がないインターネット上の支店です。よって、定期預金取引もインターネットバンキングで行います。

インターネットバンキングとは、パソコンやスマートフォンを使って「とよしんインターネット支店」と取引するサービスで、店舗窓口と違って24時間いつでも可能です。

さらに「とよしんインターネット支店」では、利用口座の照会サービス(残高照会など)や振込、税金や各種料金の払込みサービスなどもインターネットバンキングから24時間利用できます。

インターネットバンキングでの定期預金取引

インターネットバンキングでの定期預金取引

「とよしんインターネット支店」のインターネットバンキングでは、同支店限定のスーパー定期預金の口座開設、解約、残高照会ができます。

たとえば口座開設のときは、預入期間、預入金額、満期時の取扱い方法などを選択するだけで口座開設できます。

口座開設したスーパー定期預金の預入内容はインターネットバンキングでいつでも照会ができます。預入期間、預入金額、満期時の取扱い方法、金利、残高なども確認できます。

インターネットバンキングでの定期預金の解約

インターネットバンキングでの定期預金の解約

口座開設した「とよしんインターネット支店」のスーパー定期預金は、預入期間中にインターネットバンキングで解約手続きができます。

解約には「中途解約」と「予約解約」の2種類があり、運用計画に応じて適した解約方法を選べます。とくに「予約解約」なら、次の満期日にスーパー定期預金を解約して元金と利息を払い戻す予約ができます。

もう一方の「中途解約」は、その場ですぐにスーパー定期預金を解約できますが、満期日を待たずに解約するので約定利率よりも低い中途解約利率がペナルティーとして適用されます。

インターネットバンキングでのトークン

インターネットバンキングでのトークン

「とよしんインターネット支店」のインターネットバンキングで安全に定期預金を取引するには、トークン(ワンタイムパスワード生成機)の活用が不可欠です。

トークンには2種類あり、「とよしんインターネット支店」が発行する機械のハードウェアトークンと、スマートフォンにダウンロードするアプリのソフトウェアトークンです。手数料の面ではソフトウェアトークンがより優れています。

なぜなら、ソフトウェアトークンは完全に無料ですが、ハードウェアトークンは初回こそ利用手数料が無料でも、もし紛失すると再発行手数料が必要だからです。

「とよしんインターネット支店」の定期預金と手数料

「とよしんインターネット支店」での手数料

「とよしんインターネット支店」での手数料

「とよしんインターネット支店」限定の普通預金やスーパー定期預金は、基本的に口座開設が無料です。しかし、手数料が発生する銀行取引もあります。

たとえば「とよしんインターネット支店」では、振込やATMでの入出金などをするときに、振込手数料やATM利用手数料などを支払う必要があります。

これらの手数料を何回も支払っていると、せっかく同支店の高い金利のスーパー定期預金で利息を受け取ったとしても、相殺されます。できるだけ手数料の支払いは最小限に抑えたいです。

「とよしんインターネット支店」の振込手数料

「とよしんインターネット支店」の振込手数料

「とよしんインターネット支店」はインターネットバンキングやATMを利用するので、店舗窓口で取引する一般的な金融機関と比較すると各種手数料が安いです。

たとえば「とよしんインターネット支店」の口座から、同じ「とよしんインターネット支店」や豊田信用金庫の通常支店宛てに振込をする場合は、利用金額に関係なく振込手数料は無料(0円)です。

しかし、他の金融機関宛てに振込を行う場合は、最大で440円の振込手数料が発生します(2022年4月7日現在)。

「とよしんインターネット支店」と信用金庫ATM

「とよしんインターネット支店」と信用金庫ATM

「とよしんインターネット支店」の普通預金はATMから入出金をしますが、手数料の発生する場合があります。

たとえば「とよしんインターネット支店」のキャッシュカードを使うと、豊田信用金庫ATMを含む全国の信用金庫ATM、ゆうちょ銀行ATM、地方銀行などの地域金融機関のATMが利用できます。

このうち、ゆうちょ銀行ATMや地域金融機関のATMは、曜日や時間帯に関係なく常にATM利用手数料が発生します。そのためATMで入出金をするときは、一部の時間帯でATM利用手数料が無料になる全国の信用金庫ATMを利用したいです。

「とよしんインターネット支店」の未利用口座管理手数料

「とよしんインターネット支店」の未利用口座管理手数料

2019年に「とよしんインターネット支店」に新しく導入されたのが、未利用口座管理手数料です。

これは「とよしんインターネット支店」と豊田信用金庫の通常支店の普通預金に発生する手数料です。たとえば「同一支店内に普通預金以外の金融資産(定期性預金など)がない」などの複数の条件を同時に満たすと支払い義務が発生します。金額は1,200円(税別)です。

「とよしんインターネット支店」で普通預金を口座開設したら、スーパー定期預金などを取引することで未利用口座管理手数料がかかるのを防げます(2022年4月7日現在)。

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