七十七銀行

七十七銀行は1878年(明治11年)に、国立銀行として設立された東北6県最大手の地方銀行です。七十七銀行本店は、宮城県仙台市にあり、宮城県や仙台市をはじめ、県内の多くの自治体の指定金融機関になっています。

七十七銀行は、堅実経営の銀行としても有名で、バブル期以降に多くの金融機関が公的資金を導入したり、銀行の合併再建が多かった時期にも健全経営を続けていました。その堅実ぶりは「石橋を叩いても渡らない」と揶揄されていたほどでした。

しかし、先の東日本大震災では沿岸部にある支店に被害が及び、なかでも女川支店では支店屋上を津波の避難場所としましたが、予想よりはるかな強大津波のために、銀行側の従業員が亡くなる惨事になりました。屋上を避難場所にした支店長の判断が正しかったのか、安全配慮義務違反ではないのか、遺族が仙台地裁に賠償請求を2012年に起こしました。2014年に地裁で訴訟は棄却されましたが、遺族側が判決を不服とし、津波被害訴訟は控訴されています。

地震後、公的資金を受けるなど支援を受けはしましたが、支援前でも他行と比べても十分な自己資本比率を保っていた七十七銀行は、現在では資金量が地方銀行64行中5番目の体力のある銀行になっています。支店も宮城、福島、北海道、秋田、山形、東京、大阪、愛知などに141店があり、上海にも支店があります。

大きな災害がありましたが、それでもなお、預金、貸出金、共に県内ではトップシェアを保っているのも、堅固な安全経営が地元から支持されていたのが大きな要因と考えられます。以前から「負の資産」を将来に残さないという経営理念が、未曾有の事態にも母体へ深刻な影響を及ぼさずにすんだ理由かもしれません。

七十七銀行の基本情報

銀行名:株式会社七十七銀行

住所:〒980-8777 宮城県仙台市青葉区中央3-3-20

電話:022-267-1111(代表)

資本金:246億円

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