スペインの定期預金

定期預金のことをスペイン語では、「Deposito fijo(デポジト フィホ)」と言います。定期預金口座は「Cuentasde depositos a plaza fijo(クエンタス デ デポジトス ア プラザ フィホ)」です。定期預金よりも利率の下がる普通預金は、「Deposito ordenario(デポジト オルデナリオ)」です。

定期預金をスペイン語で言うと

定期預金をスペイン語では、「Deposito fijo(デポジト フィホ)」と言います。そして定期預金口座のことを「Cuentasde depositos a plaza fijo(クエンタス デ デポジトス ア プラザ フィホ)」と言います。ずっと以前はスペイン人はほとんど貯金をしない人種とまでいわれていたことがあります。というのもスペイン人が持っている「あるときにあるだけ使う」という気質によるものですが、最近は毎月定額を決めて貯金している人も増えてきました。あとは「Cuenta nomina(クエンタ ノミナ)」といって勤め人で毎月お給料が振リ込まれる銀行口座を持っていると、銀行手数料がかからないので給与振込み用の口座を持っている人は多数います。銀行のデビッドカートは一般的に出回っていてレストレランや日常の買い物でも現金を持ち歩かずにカードで支払うのが一般的になっています。

定期預金は、ほんの僅かな金利の普通預金「Deposito ordenario(デポジト オルデナリオ)」に比べたら確かに利率はいいので、各銀行でも熱心にすすめるようになりました。利率や条件などは銀行によって違いますので、口座を開く前にその銀行へ行って担当者と直接話して情報を仕入れてからの口座開設をおすすめいたします。一般的な例としてあげると、通常の預け入れ期間は1ヶ月から36ヶ月くらいまで、利率は預け入れ金額によって差があり例えば2,000ユーロまで1%、3,000ユーロまで2%、15,000ユーロまで3%などです。スペインの主だった銀行の比較ができるページが以下になります。メインページからメニュー「Depositos」に行くと各銀行の定期預金の比較ができますので、参考までにご覧ください。

https://www.comparabancos.es/

スペインの預金保険機構

最初にスペインの銀行についてご説明いたします。スペインの預金取り扱い機関は一般の銀行と地域密着型の貯蓄銀行に分かれています。銀行は全部で61行で、代表的なのは「Banco Santander(バンコ サンタンデル)」「BBVA(ベベウヴェア)」で、一方貯蓄銀行は「Caja(カハ)」または「Caixa(カイシャ)」の名称で14行あり、「Unicaja(ユニカハ)」「Caixabank(カイシャバンク)」など、そのほか地方貯蓄銀行は「Caja Rural(カハルーラル)」と呼ばれ66行あります。

それではここでスペインの預金保険機構がどうなっているかを見てみましょう。スペイン法により2011年に設立された預金保険機関として金融機関預金保証基金(FGD)があります。銀行・貯蓄銀行・信用協同組合の3つの基金を統合した公的機関になります。FDGは銀行預金(普通預金・定期預金・外貨預金)及び証券(預かり資産・資金)に付き10万ユーロまでの保護と銀行の破綻処理における金融支援の役割があります。スペインは頻繁に法律が変わるので有名ですが、預金保険制度に関してはスペイン国内だけでなくEUの加入国ということで制定されています。EUとの兼ね合いで変更される可能性もあります。いずれにしても口座を開設するときに直接銀行で確認するといいでしょう。

スペインの銀行で口座開設をする方法

スペインで外国人が銀行口座を開設する際には(1)パスポート(2)NIE(Numero de identidad de Extranjero)外国人身分証明書(3)スペインでの電話番号が最低限必要になります。以前はパスポートだけ提示すれば観光客でも銀行口座を開くことができましたが、今は滞在許可証(レジデンスカード)かそのかわりにNIEドキュメントを警察から出してもらったものがないと開設の手続きができない銀行がほとんどです。

それでは以下に銀行で使うスペイン語会話例をあげておきます。

★口座を開きたいのですが。「Me gusutaria abrir una cuenta(メグスタリア アブリル ウナ クエンタ)」

(どのタイプの口座がよろしいですか?「?Que tipo de cuenta quiere abrir?(ケティポ デ クエンタ キエレ アブリル?)」

★個人口座「Cuenta peresonal(クエンタ ペルソナル)」

★定期預金口座「Cuentas de depositos a plaza fijo(クエンタ デ デポジトス ア プラザ フィホ)」

(証明書類をお持ちですか?「?Tiene usted algun document identificatorio?(ティエネ ウステ アルグン ドキュメント イデンティフィカシオン?)」

★年の利子はいくらですか?「?Cuanto es el interes en ano?(クアント エス エル インテレス エン アニョ?)」

★月ごとの手数料はいくらですか?「?Cuanto es la cuota mensual?(クアント エス ラ クウォタ メンスアル?)」

★積み立て定期預金にしたいのですが。「Quiero hacer un deposito fijo reservando キエロ アセル ウン デポジトフィホ レセルバド)」

★最低預入れ金額(最小預金額)「El deposito minimo(エル デポジト ミニモ)」

★この定期預金は保証されていますか?「?Este deposito fijo se garantiza?(エステ デポジト フィホ セ ガランティザ?)」

預け入れ銀行で事前に調査もしておいて、必要書類もすべて揃えあとはお金をそえて口座を開くだけというケースでしたら、スペイン語が話せなくても上記フレーズを使えばそれで済みます。ただ質問だけきちんとフレーズが言えても相手からの返答がわからなければ問題ですね。スペインの中堅都市の銀行でしたら英語を話す銀行員は必ずいるはずですから、英語の方がわかるし楽ということでしたら、特に金銭が絡んだケースでは英語を使うことをおすすめします。

スペインの銀行口座で留意しておかなければいけないことは、口座を持っているだけで手数料がかかるという点です。手数料の額も徴収方法も銀行によって違いますが、年度初めに1年分まとめて引き落とすケースもあれば、数回にわけて徴収するケースなど様ざまです。金額は年間80〜100ユーロくらいが一般的です。

現地通貨ユーロと日本円との両替

スペイン現地でユーロと日本円を両替するケースは日本円からユーロへの換金になり、観光地であれば街には大体両替所があります。銀行でもできないことはありませんが、日本円を扱わない銀行も多いのと口座保持者しか両替できないところもありますので、事前確認が必要です。以前は街の両替所でもコミッションを取るところがありましたが、最近はほとんどが「No commission」で両替しています。とはいえ両替する場合は必ず手数料なしかどうかを確認してください。逆にユーロを日本円に両替する場合は空港あるいは日本ですることをおすすめします。

スペインのATM

スペインの街中にはいたるところにATMがあります。スペイン語では「Cajero automatico(カヘロ オウトマティコ)」ですが、週7日24時間閉まることなく常時オープンしていていつでも使えます。自分の口座がある銀行や提携銀行であれば手数料はかかりませんが、それ以外の銀行のATMを使うと出金手数料がかかります。また日本の銀行口座のネットバンキングを利用していて、デビッドカードを持っている場合はそのカードを使ってユーロが引き出せますが、1回の引き出しごとに手数料がかかるのが一般的です。その際の手数料は日本の銀行ごとに違いますが大体100円〜300円のようです。ちなみに東京三菱UFJ銀行の場合はユーロでの引き出しは1回に付き108円です。

スペインのATMで1回に引き出せる金額の限度は600ユーロとなっていて、これはどこのATMマシーンでも同じです。以前は引き出しのみしかできないATMがほとんどでしたけれど、最近は入金もできるATMが増えてきました。また以前はマシントラブルも多くてカードを入れたのにお金を引き出せずにカードも戻ってこないというトラブルもありましたが、最近ではそれも解決した模様です。それでは以下に通常のATMでの出金の手続きをご説明します。ここではわかりやすいように英語での説明とします。

(1)カードを入れます。「Espere Por Favor」(お待ちください)の表示が出てその後ディスプレイ表示の言語を選ぶように何種類かの言語が出ている画面から一つを選びます。スペイン語・カタラン語、英語、フランス語、ドイツ語などが表示されますが、日本語はもちろんありません。

(2)言語を選択すると次はをPIN暗証番号を入力する画になります。4桁の暗証番号を入力します。

(3)次に何に使うかが聞かれます。「Withdraw money(現金引き出し)」「Balance Inquiry(残高照会)」「Transfer(送金)」などですがWithdraw moneyを選びます。

(4)次は引き出す金額を選ぶ画面になります。数字がいくつか並んでいてここに出金したい金額がなければ、「Other Amount」を押すと次の金額を入れる画面が出てきますので、そこに数字を入れます。

(5)次はどこから引き出すのかを聞いてきますのでそこで「Saving Account」または「Current Account」を選びます。

(6)最後は明細書がいるかどうか聞かれますので「Would you like to have a receipt?」の「Yes」か「No」どちらかを選んでお金が出てくるのを待ちます。

以上ですが、国に関係なく今の時代はお金を預けるのが銀行だから絶対に安全ということはいえません。ましてそれが自国でなく海外の銀行なら不安になって当然です。ある程度の金額を預けるのでしたら、銀行を決める前に周りの人に聞くなりネットでみるなり、銀行に行って直接質問するなりして事前にしっかり調査をして納得した上で口座を開設するようにしてください。

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