定期積金の特徴

定期積金の特徴は、普通預金や定期預金とは法的性質が異なる点です。

途中解約でも掛金は全額戻る

定期積金の特徴としてまずあげられるのが、普通預金定期預金等のいわゆる「預金契約」とは、法的性質が異なるものであるという点です。預金は、顧客が金融機関に対して、一定期間お金を預けるという義務を負う一方で、金融機関がその資金を運用して利息をつけて後日返還する義務を負う、双方向的な契約です。

これに対して定期積金は、設定した契約期間、一定の金額を定期的に金融機関に払い込むことにより、満期日に「給付契約金」を受け取ることができるという片務契約です。つまり毎月の積立は、満期日に給付契約金を受け取るための条件であるに過ぎず、義務ではありません。それゆえ定期積金の多くは、途中解約した場合でも掛金は全額戻るという特徴を持っています

定期積金では、毎月、口座に積み立てるお金のことを「預金」ではなく「掛金」と呼びます。また、満期に払い戻されるお金は「給付契約金」、定期預金でいうところの預金利息にあたるもの(掛金総額と給付契約金の差額)は「給付補填金」と呼びます。この給付補填金は、所得税法上において利子所得ではなく、雑所得と見なされています。そのため源泉分離課税の対象となるという点も定期積金の特徴の一つです。

契約時の金利が全期間に渡って適用される固定金利であるのも、定期積金の特徴としてあげることができます。多くの金融機関において、定期積金の金利は定期預金の金利と同程度の値に設定されており、定期預金同様、契約期間が長いほど金利は高くなる傾向があります。

定期積金の掛金額は1,000円以上に設定されているところが多く、平均的な契約期間は1年〜5年程度となっています。掛金の払込方法としては、積立定期預金のように普通預金口座からの自動振替、窓口での入金、そして集金があります。集金とは、渉外係が顧客の自宅を訪問して掛金を集めるという方法で、定期積金に特徴的な方法となっています。顧客獲得活動の一つとして、特に信用金庫や信用組合などで多く行われています。

このような特徴を持つ定期積金は、まとまった資金づくりに最適であるために、子供の教育資金や住宅購入資金など、具体的な利用目的や目標額を持って計画的に貯蓄を行う場合に利用されることが多くなっています。最近ではプレゼントがもらえる「夢付き定期積金」や懸賞金が当たる「懸賞付き定期積金」など、ユニークな特典のついた定期積金も取り扱われるようになってきました。

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